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ガット・トゥ・ファインド・ア・ウェイ |
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極めて録音状態が悪い作品。この時期がカーティスにとって大困難期だったはず。売れずに資金が・・・・・の時期
契約も厳しい状態。で、自主制作に近いことも行っていたはず。本気で何か靄がかかったかのような音質で楽器ひとつひとつが明確な音になって聞こえてこないというというような音質のレコーディングになってしまったようだ。
だが内容は結構絶好調的雰囲気出しまくりでグイグイ先に進んでいくかのような気分にさせられる音が作られている。とにかくは音質が・・・・の状態なのだ。だがここで作られている音の構成やその力強さは本当に生半可なものではなく、曲が飛びぬけての状態があれば大傑作賞賛もあったかなの感じ・・・・だがそこまでの曲はここにはない。中堅のいい感じの曲が優れたいい感じの演奏でまとめられているのだ。
何とも言えない雰囲気のよいビート感が作品全体を覆いつくし、全体をグイグイ引っ張っていく。そう当時はもう音の感じとしてはちょっと遅れてしまっていたのかもしれない。
だが長い期間で見た場合には全くもって感じのよい、キチンとまとまった構成の素晴らしい作品に聞こえてくる。
とにかく残念なのは代表曲とでもいえそうな曲がここではちょっとないのだ。それがこの作品のすべてになっているのだろう。
流しっぱなしjにしていると結構体が燃えてくる感じ。悪くないのだ。むしろ元気づけには結構いいかも・・・・的な雰囲気の非常に好感のもてる音になっている。
何かが。。。。。そう本当に何かが邪魔してきたということなのだろう。作品そのものは結構いい感じ。だが傑作でもないことは事実だ。 |
曲目 |
1.LOVE ME (RIGHT IN THE POCKET)
2.SO YOU DON'T LOVE ME
3.A PRAYER
4.MOTHER'S SON
5.CANNOT FIND A WAY
6.AIN'T NO LOVE LOST
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